お金

三井住友銀行のつみたてNISAのメリットと実際やってみてのリターン

経緯

私は元々、三井住友銀行の普通預金の口座を持っていました。転職を機にもう少しお金の管理もしっかりしようと思って定期預金の申し込みに行ったのですが、「つみたてNISAいいですよ」というお話になり、私もつみたてNISAの話は聞いたことがあるし、これをきっかけにやってみるのもいいかなと思い開設することにしました。

毎月3万円、定期預金にする予定でしたが、2万を定期預金に、そして1万をつみたてNISAとすることに。その後、楽天のポイントが利用できるからという理由で楽天証券のつみたてNISAに変更したのですが、まずはやってみるという理由で三井住友銀行でつみたてNISAを始めたのは良かったと思っています。

三井住友銀行のメリット

その日のうちに手続きが完了

三井住友銀行に限らず、銀行側としてもつみたてNISAの件数は増やしたいしウエルカムなんだと思います。もちろん対応して下さる方は人それぞれですが、私の場合、普段からもきっと人柄の良さそうな方が、よりいっそうポジティブオーラのあふれた対応をして下さいました。

定期預金の申し込みのつもりで行ったので前情報など調べていない状況でしたが、手続きについてとても親切に教えて下さいました。印鑑や身分証明書は持参していたもののつみたてNISA開設に必要なマイナンバーカードはなかったのですが、歩いて10分くらいのところに家がありますとお話したところ、もし良かったら取りに帰ってもいいですよということになりました。戻ってきて改めて手続きを進めて、その日のうちに完了しました。そんなこんなで通常よりは恐らく長時間で2,3時間くらいかかったような気はしますが。

対面で教えてくれる

上記と被るのですが、申し込みの方法をご親切に教えて下さるのは良いです。楽天証券はインターネットで完結するので自分で全部調べる必要があります。楽天証券の申し込みにあたり、私は三井住友銀行でのつみたてNISAの経験があったからこそスムーズに理解できた部分もあるかと思いますが、それでも手続きは単純ではなく分かりづらかったです。

アプリが分かりやすい

三井住友銀行のアプリは使いやすいです。つみたてNISAも、アプリで現在何円になっているかさくっと確認できます。つみたてNISAは申し込みが完了したらあとはお任せ状態でこちらがやることはほぼないのに、ちょこちょこアプリを開いて確認しては、増えた!減った!と一喜一憂していました。

以下のページの「残高照会」のところの記載にあるような操作で、普通預金の残高照会と同じように確認ができます。

三井住友銀行アプリの使い方 : 三井住友銀行

金融機関を増やす必要がない

元から三井住友銀行の普通口座などがあるという方に限った話にはなりますが、つみたてNISAを開設するために今までとは違う金融機関に登録するというのは、多少なりとも煩わしさが増えます(住所変更のときに手続きが増えるとか)。今まで利用してきたサービスの延長線でやる方が楽かと思います。

実際にやってみて

リターンはどうなったか

  • ファンド:三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
  • 元本:8万円
  • 解約時:8万7973円

8ヶ月と比較的短い期間だったので何とも言えない部分はありますが、10%近い金額がプラスになっていたので自分としては満足でした。

心理的なこと

申込時、「投資なので元本割れのリスクはあります。過去の実績からするとリーマンショックのときはそのような状態になりました。だけど長期でやっている人はほぼプラスになっています」という説明を受けました。

なんですが、始めの頃は元本割れしている日が続きまして。アプリで金額を見ては、リーマンショックのような重大な出来事がある時期じゃないのにマイナスで大丈夫かなとだいぶ不安になりました。

投資ではいつもプラスを狙うわけではなくて、プラスのときもあればマイナスのときもあったりでトータルでプラスにしていくという話も聞いたことがあります。また、私自身ブログをやっていて、どれぐらいの人に記事が読まれているかというのを見てるので数字の上がり下がりのメンタル的な部分は一般的な人よりは免疫があると思っていました。が、それでも「これ大丈夫なんかな」と疑心暗鬼になりました。結局は先述の通りプラスになったのですが。

こんな人にはオススメ

将来に備えてつみたてNISAを考えている、だけど色々調べれば調べるほどどこの金融機関がいいのか分からくなるから結局ずっとやっていないという人は、元から普通口座などがある銀行で開設してはどうでしょうか。それが三井住友なら三井住友で。

つみたてNISAのリターンの大きい金融機関の常連のようなところもありますが、どこの金融機関であってもつみたてNISAの商品は金融庁の基準をクリアしたものとなっています。どんなものでも元本割れのリスクはあるとはいえ、そうそう悪い商品はないはずです。また、つみたてNISAは長期でやることが重要なので、色々調べて10年後にやっと始めましたというよりは、10年前にやりやすいところで始めた方がリターンは大きくなりそうです。

投資を実際にやってみてお金が増えたり減ったりするのを経験することで感じることもあるはずです。経験してみた上でやっぱり別の金融機関が良さそうだと思ったのであればそのときに口座を変えてもいいですし、もちろん引き続き三井住友銀行のつみたてNISAを利用するのもいいかと思います。

ただ注意点として、つみたてNISAの金融機関を変更するためには、手続きが多少めんどうです。必要書類の提出が求められます。

三井住友銀行つみたてNISA解約時に届く非課税口座廃止通知書について非課税口座廃止通知書のイメージ図 つみたてNISAを別の金融機関に変更したい場合の手続きを確認すると、「非課税口座廃止通知書」または「...

なのであんまり軽い気持ちで金融機関を選択するのは、あとあとになって変更手続きが面倒で嫌だなとなりそうなのであまりおすすめはできませんが、ある程度検討したのであればご自身がやりやすいところでも悪くはないんじゃないかなと思っています。

補足

私は急遽つみたてNISAを開設しましたが、でもある程度は調べておいて、必要なものも揃えて行った方がやっぱり親切かなと思います。三井住友銀行のつみたてNISA対象商品は3つあり、どの商品にするか選択する必要があります。詳しくは契約手続きの際にも質問すれば答えていただけるかと思いますが、予めざっと目を通していた方がスムーズかと。

つみたてNISAとは?:三井住友銀行

また、私は途中で一旦家に帰るというイレギュラーが発生しましたが、順調に手続きが進んだとしてもそれなりに時間がかかるので、時間には余裕を持っておいた方が良さそうです。

来店日時をネットから予約することもできます。

予約サービス: 三井住友銀行